映画『怪物はささやく』は、2016年9月10日にトロント国際映画祭でプレミア上映されました。
その後も、スペイン、アメリカ、イギリスで次々に公開され、日本では、2017年6月9日に公開。
もともとは2016年10月にアメリカで公開される予定でしたが、当時、同時期に公開した「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」などとの競合を避けるために、アメリカでの公開が遅らされました。
制作費が4300万ドルであるのに対して、世界での興行収入は4720万ドルというまずまずの結果となっています。
[box class=”blue_box” title=”この記事でわかること” type=”simple”]- 映画『怪物はささやく』のあらすじ
- 映画『怪物はささやく』のネタバレ
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映画『怪物はささやく』作品詳細
イギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラーを、「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が実写映画化。孤独な少年と怪物による魂の駆け引きを幻想的な映像で描いたダークファンタジーで、スペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞で9部門を受賞した。
裏窓から教会の墓地が見える家で難病の母と暮らしている少年コナー。
ある晩、彼の前に怪物が現われ、これから3つの「真実の物語」を語ること、そして4つ目の物語をコナー自身が語るよう告げる。
しかもその内容は、コナーが隠している「真実」でなければならないという。
嫌がるコナーをよそに、怪物は夜ごと現われては物語を語りはじめる。
「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のルイス・マクドゥーガルがコナー役で主演を務め、母親役を「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフェリシティ・ジョーンズ、祖母役を「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバーが演じる。
リーアム・ニーソンが怪物の声を担当し、モーションキャプチャーにも挑戦。
映画『怪物はささやく』作品データ
- 原題/A Monster Calls
- 製作年/2016年
- 製作国/アメリカ・スペイン合作
- 配給/ギャガ
- 上映時間/109分
映画『怪物はささやく』キャスト一覧
- ルイス・マクドゥーガル/コナー
- フェリシティ・ジョーンズ/母親
- シガニー・ウィーバー/祖母
- トビー・ケベル/父親
- リーアム・ニーソン/怪物(声)
映画『怪物はささやく』スタッフ一覧
- 監督/J・A・バヨナ
- 製作/ベレン・アティエンサ
- 製作総指揮/パトリック・ネス ビル・ポーラッド ジェフ・スコール ミッチ・ホーウィッツ ジョナサン・キング パトリック・ワックスバーガー エンリケ・ロペス・ラビニュ ジスラン・バロワ アルバロ・アウグスティン
- 原作/パトリック・ネス
- 脚本/パトリック・ネス
映画『怪物はささやく』作品概要
この作品『怪物はささやく』はスペインとアメリカのダーク・ファンタジー・ドラマ映画となっています。
この作品のメガホンをとったのは、スペイン出身のフアン・アントニオ・バヨナ氏。
バヨナ氏は、監督の他にプロデューサーや脚本家、TVコマーシャルやミュージックビデオまでも手掛けており、多岐にわたり活躍しています。
この映画は原作をもとに制作されていますが、脚本を務めたのは、原作を生みだしたパトリック・ネス氏です。
映画『怪物はささやく』は、残念ながらヒットとはなりませんでしたが、主題、演技、美術、音響などの賞や、それ以外にも数え切れないほどの賞を受賞しており、Rotten Tomatoes(アメリカの映画評論サイト)やMetacritic(様々なウェブサイトから評価とレビューを集積するウェブサイト)では全体的に高評価を得ています。
映画『怪物はささやく』作品あらすじ
悪夢にうなされる少年
大人と子供の狭間にいる少年コナー(ルイス・マクドゥーガル氏)は、毎晩のように悪夢にうなされていました。
その内容は、地面が崩れて大きな穴に落ちそうになっている母をコナーが手を掴むも、最後には手放してしまう夢。
コナーの部屋からは、夢の場所と同じである大きな木と聖堂が見えます。
コナーの母エリザベス(フェリシティ・ジョーンズ氏)は癌で体が弱かったため、コナーは洗濯や朝食、身の回りのことを自分でやっていました。
コナーは学校で1人浮いた存在とされ、同級生のハリー(ジェイムズ・メルヴィル氏)に殴られ虐められていました。
ある日、コナーが家に帰ると、エリザベスが祖父の映写機を見せてくれます。
その夜2人は映画キングコングを観ました。コナーは「キングコングは無敵で全員八つ裂きだ。」とハッピーエンドを期待しますが、キングコングは倒されてしまいコナーは呆然とします。
この時コナーは物語の凶暴性を始めて知るのでした。
怪物との出会い
夜になり、コナーは得意な絵を描いていました。
時計が12時7分になると部屋の物が窓の方へ向かいだし、周囲がざわつきはじめます。窓を開けると、なんと丘にあった大きな木が手足をつけて動き出し、コナーの所まで来て話しかけました。
怪物が助けを求めないコナーに対し「何故ママの所に逃げない?」と尋ねると、「ママに手を出すな。お前なんか恐くない。」とコナーは言い返します。
怪物はコナーを掴み、「次に現れたときは、3つの物語を聞かせる。3つ話し終わったら、4つ目をお前が話す。その物語こそ真実だ。お前が隠している真実はお前の悪夢だ。」と話して消えていきます。
祖母との関係
ある日、コナーが帰宅すると祖母クレイトン(シガニー・ウィーバー氏)が訪ねて来ており、コナーを父親リアム・オマリー(トビー・ケベル氏)に預けるだなんて…と口論していました。
クレイトンはコナーに「話がある。私はあなたの味方よ。12歳の子が掃除なんて不憫だわ。私と住むのよ。」と話しますが、コナーはクレイトンを嫌って聞く耳を持ちません。
そしてコナーは母が治ると言い切ります。しかし、エリザベスの病気は悪化していくばかりでした。
その晩、時間になると怪物が現れます。コナーは、クレイトンを追い出してくれと頼みますが、怪物は聞かずに物語を話しはじめます。
1つ目の物語は…
遠い昔、ここは豊かな王国だった。
王は多大な犠牲(3人の息子を亡くす)を払って平和を勝ち取る。しかし王妃は息子たちの後を追ってしまった…。
失意の国王には世継ぎの孫が残された。
成長した王子は勇敢で誠実な人物となった。そして彼は国民に愛されていた。
しかし、王子の成人前に国王が再婚した。その後、王が病に倒れ王妃は魔女と噂された。
玉座を狙った王妃が毒を盛ったのだと…。
数週間して王は亡くなってしまった。王子が若すぎたため、1年間だけ王妃の心もとない統治が始まった。
一方で、王子は農家の娘と恋に落ちていた。
しかし、王妃は玉座につきたかったため、王子と再婚することを望んだ。だが、王子はその提案を拒否して農家の娘と走り去った。
イチイの木(怪物の木)の下で一晩過ごし、王子が目を覚ますと、農家の娘は殺され死んでいた。
「王妃が僕の花嫁を殺した!」と噂を広めたため村人は復讐に立ちあがった。
怪物の木が立ち上がったのはその時だった。王妃の姿は二度と見ることはなくなった。
怪物が王妃を遠い地に運んだのだ。王妃はそこで別の人生を歩んだ。なんと王妃は誰も殺していなかった。
魔女ではあったが、王は年老いて亡くなった。だから怪物は魔女を助けた。
しかし、王子は農家の娘を自らの手で殺して、王妃の失脚をねらったのだった。
その後、王子は王国を継ぎ、皆から敬愛され、生涯幸せに暮らしたのだった。真実とはそういうものだ。
善玉や悪玉がいるとは限らない。大抵はその中間である。
1つ目の物語を聞いたコナーは、「クレイトンから僕を救ってくれ。」と再び頼みますが、「その必要はない。」と言われて話が終わります。
つまり、1つ目の物語は『人間の善悪という二面性を語っており、物語の凶暴性を説いている。』とされています。
コナーに生まれた負の感情
再び日常に戻ります。
いつも授業中にハリーが後ろの席を振り返ると、コナーは彼を見つめていました。
コナーが家に帰ると、クレイトンとエリザベスから「今の治療が効かないから入院して新たな治療をすることになった。数日間、エリザベスの家に住むように。」と話され涙を流します。
その後、コナーは学校でハリーにまた虐められてしまいました。
数日後、クレイトンの家に住むことになったコナー。
あれこれと注意してくるクレイトンに、苛立ちを抱いていました。その後、父親リアム(エリザベスと離婚して違う女性と再婚している)にも会って楽しい時間を過ごしますが、リアムは休暇で帰ってきていたため、またアメリカに戻らないといけないと聞かされ、コナーは父親にも腹を立てます。
そして、クレイトンが出かけていった日、時間になり怪物が現れました。
2つ目の物語は…
150年前、街には工業ラッシュがきた。
緑はわずかに残っていて、町はずれに頑固者の調合師(薬剤師)がいた。
一方で、村にいた若い牧師は、見識ある親切な人で信徒のために頑張っていた。牧師は調合師の治療法に反対しており、調合師の短気で貪欲な気性も村人の反感を買っていた。
そのため調合師は廃業に追い込まれ、一層頑なになった。
牧師の庭にはイチイの木(怪物の木)があった。イチイは、正しい調合であればなんでも治せる「癒しの木」だった。調合師はそれを欲しがり、イチイを切って使いたいと頼むが牧師は許さなかった。
牧師には最愛の娘が2人いた。
しかし、娘たちは重病に倒れた。誰にも治せなかったため、調合師に助けてくれと懇願した。
調合師は「お前のせいで廃業し、イチイの木も貰えなかったのに何故助けなくてはいけない?」と話した。
それに対して牧師は「イチイは差し出すし、村人も説得する。娘を救ってくれるなら何でも…。」と必死で訴えた。
続けて、「すべての信念をすてるのか?」と問うと、「娘が助かるなら捨てる。」と答えた。
だが、調合師が出した決断は、「力は貸せない。」だった。
そして、翌日娘は亡くなった。
怪物の木は罰を与えようと歩き始めた。
それから牧師の家を破壊し始めたのだった。
調合師は嫌な奴だが治療を貫いた。
だが牧師は信念無き聖職者だった。信念こそ治癒力。
治療を信じ、未来を信じること。何を信じ、誰を信じるか、信念は大切だ。よく見極めなくてはいけない。そうして、コナーも一緒に、全てを爆発させるかのように家を破壊し始めます。
つまり、2つ目の物語は、『調合師は強欲で嫌な奴だが信念を貫き、牧師は村人に献身的だったが信念を捨てた。この事は、人間の二面性や人の心の矛盾を語っている。』とされています。
悪化する祖母との仲
ふと気が付くと、コナーはリビングを破壊し尽くして、辺りはひどい惨状となっていました。
帰ってきたクレイトンは、驚きと怒りと悲しみで混乱した表情を浮かべて絶句し、リビングから出ていきます。
コナーは、涙目で立ちすくみます。翌朝、クレイトンはエリザベスの病気が悪化したため病院へ行っており、来ていたリアムと一緒に朝食をとりました。
リアムは、惨状を見て、暴れたなと言いますが、コナーの事を叱ったり罰を与えたりしません。
ある夜、コナーはクレイトンがコナーの幼少期の映像を見て泣きそうになっているのをドアの隙間から見てしまいます。
そこには、エリザベスに怪物の書き方を教わっている幼少期のコナーの姿が映っていました。
数日後、学校でいつも見つめてくるコナーに対して、ハリーは話をしにやって来ました。
「やっとわかった。お前は誰かに殴られたいんだ。でも、もう相手はしない。もうお前を見ない。お前は透明人間だ。」と…。
色々な感情が溢れだした瞬間、時計は12時7分を迎え、3つ目の物語の時間だと怪物が現れます。
3つ目の物語は…
誰からも見えない男が無視されることにウンザリしていた。彼は透明人間じゃなかった。
周りが彼を見なかっただけ。彼はその状態に耐えられなくなった。彼は、誰からも見えないものが存在していると言えるのかと思った。そして彼は怪物を呼んだ。
叫びながら、コナーはハリーの元へ走り、「僕は透明人間じゃない。ここにちゃんと存在している。」と訴えて大怪我を負わせました。
そんなコナーに対して先生は「規則にのっとるなら即刻退学だが、教師としてそれはできない。いつか話し合いましょう。」とコナーに何の罰も与えませんでした。
そしてコナーはさらに孤立してしまいます。
つまり、3つ目の物語は、
『コナー自身の話だった。彼は周りから無視され、いないように扱われていたが、ハリーが虐めてくれることで存在が確認されていた。コナーはハリーを見つめることによって、虐めてくるように仕向けていたのだ。しかし、ハリーにまで無視すると言われてしまい、コナーの心は怒り、自分は存在していると訴えたかった。そして、透明人間は注目されるも、孤独になってしまった、という人間の二面性を語っている。』
とされています。
そんな中、エリザベスの容態がますます悪くなり、病室に向かいました。
エリザベスは、もう治らないことを伝えます。
複雑な感情を抱いて黙るコナーに話を続けました。
「怒っていいのよ。いつか、あなたが話もできないほど怒ったことを後悔したとしても、気に病んではダメよ。分かっているから大丈夫よ。」と…。
3つの物語の話が終わり、いよいよコナーが4つ目の物語である真実を語る時がやってきます。
隠してきた真実とは何なのでしょうか。
コナーが抱えてきたものがついに明かされていきます。
映画『怪物はささやく』作品ラスト結末・ネタバレ
[aside type=”warning”] ここからは映画『怪物はささやく』の重大なネタバレを含む内容となっております。「映画のあらすじだけ知りたい!」と思っている方、「絶対に結末を知りたくない方」はご注意下さい。[/aside]
コナーは、丘にある怪物の木の元へ走ります。
そして、怪物を無理やり起こしました。
ママを治せとコナーは必死に訴えますが、怪物は『ママを治すためではなく、お前を癒すためにきた。』と告げます。
コナーは葛藤し叫びながら泣きだしました。
そこで、怪物に4つ目の物語の時間、悪夢の時間だと言われます。
4つ目の物語は…
そこにはエリザベスの姿がありました。
地面が崩れ去り、母が落ちそうなのを必死で繋ぎとめるコナー。
そして彼は悪夢と同じように手を放してしまいました。
真実を話したくないコナーに、怪物は「真実を話せ!」と何度も迫ります。
そして、コナーは『終わらせたかった!』と真実を吐き出しました。
「母の治療を待つのが辛くて終わらせたかった。だから手を離した。僕が殺した。」と。
そして死のうと考えて、穴に落ちていくコナーを怪物は助けます。
コナーは「なぜ殺さない?僕は罪を受けるべきだ。ママを信じる反面で、否定もした。終わって欲しいと願った。孤独から逃れたいとも願った。僕のせいでママは死ぬ。」と話します。
怪物は「それは真実ではない。お前は苦痛から逃れたかっただけ。人間なら当然だ。結局は何を考えるかではなくてどう行動するかだ。母にも素直な気持ちを。」と伝えます。
そして疲れきったコナーはその場で眠ってしまいます。
つまり、4つ目の物語は、『人間の二面性や矛盾した心に立ち向かうために、真実を語ることが大切。』とされています。
物語の結末は…
目が覚めると、クレイトンが探しに来ていました。
時間が無いと言いながら、車で病院に向かいます。
その最中、2人は話し合い和解することができました。
病室に着くと、怪物に見守られながらエリザベスと最後の時を過ごします。
コナーは泣きながら「行っちゃいやだ。いかないで。」と素直な気持ちを伝えてエリザベスに抱きついたのでした。
エリザベスは抱きしめながら、怪物の方を見つめます。そして、病室の時計は12時7分になりました。
つまり、物語の結末は『少年が母親を抱きしめることにより、やっと彼は母親を手放せる。』
ということでした。
その後、クレイトンがある部屋をコナーの部屋だと言ってくれます。
その部屋は、エリザベスが幼少期に使っていた部屋で、色々な写真が飾られていました。
その中には、祖父と思しき人物の右肩に座っている小さなエリザベスの姿もありました。
そして、コナーは一冊のスケッチブックを見つけます。
そこには、怪物に語られた物語の絵が沢山描かれていました。
そして最後のページには怪物の右肩に座る女の子の絵も…。
こうして物語は終わりました。
映画『怪物はささやく』作品を視聴した感想と評価
正直、暗めの映画は苦手なので鑑賞しようとは思っていなかったのですが、機会があり今回観てみました。
率直な感想は、理解するのが難しく、奥が深い映画だと感じました。
観賞しながら4つの物語それぞれでは理解できたのですが、物語によって伝えたいことが何だったのか、4つの繋がりは何なのかが分かりませんでした。
ですので、見終わった後に全体的に言いたいことがなんとなくしか攫めず、面白かったとは感じませんでした。
しかし、自分なりに調べてみて、この作品をもう一度観てみました。
そうすると物語一つ一つの伝えたいことが分かり、全てが繋がった時にとても面白く深い話だと感じることができて、この作品を好きになりました。
他にも、美術賞を受賞しているだけあって映像はとても綺麗です。
怪物が登場するシーンや最後の地面が割れて穴ができるシーンの迫力はとても素晴らしいものがありました。
個人的には、怪物が物語を語っているときに出てくる絵本のような映像が、色合いも含めて可愛らしくて好きでした。
いかがでしたでしょうか。
今回は『怪物はささやく』についてまとめてみました。
とても感慨深い映画なので、是非ご覧ください。
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