鬼滅の刃の時系列は?
「鬼滅の刃」の内容は、王道を突き進む少年漫画です。
しかし時系列を把握しないと、内容を理解するのは厳しいかもしれません。
舞台は大正時代ですが、物語は平安時代にまで広がっています。
そこで、平安時代から無限城突入編までの時系列をまとめてみました。
時系列を把握し、より一層「鬼滅の刃」を楽しみましょう。
内容をもっと詳しく掘り下げるために、時系列を整理してみました。
■平安時代頃~戦国時代までの時系列は?
平安時代頃~戦国時代は、元凶になった鬼舞辻無惨が誕生しました。
そして上弦の鬼も揃い、人間の驚異になった頃です。
当時に鬼殺隊も結成され、激しい戦いが繰り広げられました。
平安時代~戦国時代に揃う強敵たち
平安時代に鬼舞辻無惨が誕生するも、体が弱く荼毘にふされる直前でした。
執念により生還するも、体は弱いままです。
無残は、医師(くすし)が施した新薬を試して復活。
健康の代償により、人間から鬼に変貌しました。
鬼舞辻無惨が誕生してから500年~600年後(戦国時代真っ只中)、継国縁壱(つぎくによりいち)と巌勝(みちかつ)兄弟が誕生します。
成長すると兄弟揃って鬼狩り(鬼殺隊の前身)として活躍するも、兄である巌勝は鬼・黒死牟へと変貌しました。
兄が鬼になったことにより、縁壱は鬼狩りから追放されました。
追放されて後に出会ったのが、竈門炭治郎の先祖筋にあたる炭吉です。
縁壱は炭吉の前で「日の呼吸」を披露し、後世に「ヒノカミ神楽」として伝えられることになります。
上弦が揃った江戸時代
上弦の鬼が揃ったのは、江戸時代になってからのことです。
上弦の肆(し)・半天狗が上弦になってから113年後、妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)が上弦の弐・童磨(どうま)の手によって鬼にされたのはハッキリしています。
なお他の上弦の鬼が、いつ人間から変化したかについては描かれておりません。
なお鱗滝左近次が手鬼を捕獲した時期は、セリフから慶応であるのはハッキリしています。
具体的な年代はわかりませんが、戊辰戦争が勃発した1868年頃と思われます。
■大正時代 竈門炭治郎立志伝編~無限列車編までの時系列は?
「鬼滅の刃」の物語は、大正時代です。
普通の炭売りの少年が鬼殺隊隊員になってから、無限列車編までをまとめてみました。
なお年代については作中で記載はなく、原作のセリフから推測したものです。
あくまでも、参考程度としてとどめておいて下さい。
竈門家襲撃~鼓屋敷の激闘までの時系列
竈門家が襲撃されたのは、1913年2月上旬頃と推測します。
炭治郎のセリフ「正月ぐらいは腹いっぱい食わせてやりたい」により、旧正月直前の2月上旬頃と考えるのが妥当でしょう。
竈門家襲撃から2年は、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)・錆兎(さびと)・真菰(まこも)に修行をつけてもらいました。
そして鬼殺隊の最終選別で合格し任務についたのは、1915年の夏頃と思われます。
鼓屋敷の激闘で肋骨骨折の重症を負い、藤屋敷で静養したのは3~4週間です。
時期的には1915年夏~初秋あたりでしょう。
なお人にもよりますが、肋骨骨折が完治するまでには2ヶ月~3ヶ月はかかります。
3~4週間で完治したということは、炭治郎にはとんでもない治癒能力が備わっているようです。
機能回復訓練~無限列車編までの時系列
怪我が完治した後に、那田蜘蛛山(なたぐもやま)への激闘へと突き進みます。
那田蜘蛛山の翌日に柱合裁判へとかけられ、3ヶ月は静養と機能回復訓練へと臨みました。
那田蜘蛛山へ向かったのが10月だとすれば、静養と機能回復訓練に臨んだ頃には、1916年に年が変わっていることになります。
無限列車編ではスヤスヤ寝ているシーンはあるものの、列車での大激闘は一晩かけて行なわれました。
そして炭治郎は体と心に大きな傷を負い、数日は治療と鍛錬に精を出しました。
■吉原遊廓潜入編~無限城突入編までの時系列は?
鬼殺隊の任務にも慣れ、頼れる仲間達もできました。
でも鬼との戦いは、より一層激しさを増します。
吉原遊廓潜入編から無限城突入編まで、かなり大雑把になりますが、時系列をまとめました。
吉原遊廓突入~刀鍛冶の里編までの時系列
無限列車のダメージが回復すると、音柱・宇髄天元(うずいてんげん)と共に吉原遊廓へと潜入します。吉原遊廓で待ち受けていたのは、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎でした。
激しい戦いを繰り広げるもダメージは相当なもので、炭治郎と伊之助は2ヶ月の間意識不明の重体となりました。
体力を回復した炭治郎は、刀鍛冶の里へと向かいます。
かなり遠回りして向かったと思われるので、2~3日はかかっているかもしれません。
刀鍛冶の里で1週間修行して後に、上弦の鬼の襲撃に逢います。
柱との協力も相まって上弦の鬼を退治することができたものの、炭治郎は1週間意識不明に陥りました。
柱稽古~無限城突入までの時系列
炭治郎が目覚めて次に待ち受けるのは、柱稽古です。
柱達が鬼殺隊員に対して、稽古をつけるものです。
柱稽古は、トータルで1ヶ月はかかりました。
柱稽古を終えたその日の夜に、鬼舞辻無惨と鬼殺隊を率いている産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)が対峙します。
そして鬼殺隊達は、無限城へ最後の戦いに臨みます。
「鬼滅の刃」の展開は怒涛過ぎる!
「鬼滅の刃」の物語内の時間経過は3年弱
内容はかなりの濃厚っぷりですが、作中での時間経過は3年弱です。
わずか3年の間に、炭治郎は様々な敵と戦ってきました。
そして最後に待ち受けるのは、全ての元凶となった鬼舞辻無惨です。
無残との戦いは激しさを増しますが…。
物語の結末がどうなるかは、ワニのみぞ知るです。