前回の第6話では手術の真相が明らかになりました。
須藤先生を調査委員会に調べてもらうことにしたおんころ先生ですが、薫先生は混乱してしまいます。
今回は、
- 匠の死に関する医療過誤がどのような決着となるのか
- 親(患者)と子の関係
の二本軸で物語が描かれます。
『アライブ がん専門医のカルテ』第7話の患者さん
武井さん
膀胱がんの手術をしましたが、肺への転移が見つかります。
今後の治療法として、抗がん剤治療を行う予定ですが、再就職したばかりで入院することは難しく、通院での治療を希望しています。
一人息子がいます。
ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』第7話のあらすじ
武井さんは、定期的に診察を受けに病院に通っています。
今回は呼吸音が悪く、疲れが見られました。
おんころ先生が、武井さんの体調を見て、「息子さんも心配されているんじゃないですか」と声を掛けますが、言葉を濁す武井さんです。
診察後、病院のベンチで居眠りをしています。
研修医が声を掛けると、携帯で病気のことを調べ、「余命一年半」と出ていることに「あくまで統計的なことで」「やっぱりそうなんですね」と落ち込みます。
その後、武井さんが診察に来ませんでした。
それについて研修医が「もしかしたら僕のせいかもしれません」とおんころ先生に、余命の話をしたことを打ち明け、武井さんの家を訪ねます。
その時、息子さんは長い間就職活動中(ニートに近い状況)であることが明らかになります。
武井さんは、息子の仕事が見つかるかどうか、自分自身のこと以外の不安も抱えています。
調査委員会
一方で、ついに調査委員会が動き始めます。
薫も助手として手術をしていたことで、ヒアリングを受けます。
数日後、おんころ先生は調査委員会から中間報告の調査結果を聞きます。
結論として、
「医療過誤とすることはできない。医師個人に責任を追及することは難しい。」
とのことでした。
「多少の血管の狭窄はありえる。病院には何らかの改善策を提示してもらうことになるかもしれないけど、それ以上は難しい。」
以上の回答について、おんころ先生は
「医師としては理解できるけど、遺族としては全く納得できない。」と述べます。
また、おんころ先生は、家に帰ってからお義父さんに医療ミスについて話をします。
須藤先生の処置に問題があり、調査をしてもらっていることを伝えます。
武井さんと息子さん
武井さんが自宅で倒れ、息子さんが連れ添って病院に運ばれてきます。
苦しみながらも「息子が救急車をよんでくれた」ことに喜ぶ武井さんですが、息子は現実と向き合うことから逃げようとします。
おんころ先生が声をかけると、
「母が死んでから十年話してないんです。どうしようもないんだ。」
と、家に帰ろうとするときに研修医が
「保険証を持ってきてください」
と伝えます。
後日、武井さんの息子が保険証をもって病院を訪ねます。
研修医が病室に案内して、保険証を武井さんに渡して、逃げるように病室を後にしようとします。
「すまなかったな」
と一言声をかけました。
「やっとなんですよ。保険証を持ってくることだけのことが、僕にとっては死ぬほどつらいんです」と、研修医に対して息子さんが言います。
それに対して、「それは、お父さんもわかったいると思います。僕は、あのファイルを見て、武井さんが一生懸命あなたのことを考えているんだなと思いました。」
「どこがだよ」と言って家に帰ります。
息子さんは家に帰り、就活情報をまとめているファイルを観ます。
「プログラマー」の情報ばかりでした。
今まで武井さんがしてきたことを回想して、どれだけ父親が自分のことを考えてくれてたかを思い、涙します。
ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』第7話のラスト結末ネタバレ
武井さんと息子さん
退院した武井さんは、通院で治療を始めるため、家を出て病院に向かおうとします。
家を出た時、息子が「父さん、俺も行く」と一緒に病院に行き、おんころ先生の話を一緒に聞きます。
一歩前に進むことができた息子さんです。
「匠の死」ついに決着が・・・
須藤先生がおんころ先生の家を訪ねます。
須藤先生「謝罪が今になったこと、お詫びします。本当に申し訳ありませんでした。
謝って済む問題ではないことはわかっています。本日は手術で何が起こったのかお伝えするためにまいりました」
須藤先生「手術が始まってまもなく、下大静脈からの出血を止めようとしました。薫は無理なくパッキングを提案しました。
私には縫合できる自身がありました。実際、縫合して出血は止まりました。
しかし、その結果、血管を狭窄させてしまった。私はそれを失敗だと認めることができなかった。それがおおきな間違いでした。結果、梶山先生に背負わせてしまった。」
須藤の告白を聞いて、おんころ先生は
「梶山先生に、ちゃんと伝えていれば助かったかもしれない。あなたのそのくだらないプライドのせいで夫は、、、」
と、怒りと悲しみで涙します。
「全責任は私にあります。自分がミスをするなんてそんなはずはない、何かの間違いだと言い聞かせ、目の前にある現実から逃げ続けてきました。
関東医大は辞職してきました。これで責任がとれるとは思っていませんが、本当に申し訳ありませんでした。」と、あやまります。
おんころ先生は怒りが収まりません。
「須藤先生、あのときあなたはどんな気持ちで私たちに死亡時刻を告げたんですか。
どういう気持ちで匠をみてたんですか。私たちはあなたにすがっていました。
どういう気持ちだったんですか。」
と、須藤先生を責めます。
そのとき、一緒に話を聞いていたお義父さんが「医者は続けるつもりですか。」と、投げかけます。
須藤先生は、口を濁しますが、お義父さんが、
「続けなさい。この過ちを背負い、これからも多くの命を救ってほしい。それがあなたにできる償いです。」
「安いセリフだが、昔こんな脚本を書いたことがある。
あなたが何前何万の命を救おうとも、医者をやめようとも、匠は生き返りません。
あなたのことを許せれば、私たちは少しは楽になるかもしれない。でも無理です。
だから、許すことはあきらめます。私は匠の死を死ぬまで嘆き、あなたへの怒りを抱えていきます。
それが私の本心です。こうゆう人間がいることを忘れないでほしい」
関川とおんころ先生
その後、おんころ先生は関川と会います。
関川は須藤を糾弾するつもりでしたが、須藤先生が自らインタビューを受け、それを関川が記事をまとめました。
関川は、自分が医学部だったことをおんころ先生に打ち明けます。当時、関川は患者に知らされていない情報が多いことに納得できませんでした。
当時は医者や病院の不正だと思っていたが、それが不正かどうか今になってはわからない。
「線引きは難しいものですね。」と、おんころ先生と話をします。
「つらい事実でしたが、関川さんのおかげで真実を知ることができた。本当に感謝しています。」
と、感謝の言葉を述べました。
薫とおんころ先生
おんころ先生は、薫に須藤先生が謝りに来たことを伝えます。
「彼は事実から目を背けて逃げ続けていたけど、ずっと責任は感じていた」と、薫に伝えます。
薫は涙を流します。おんころ先生が去った後、ポケットから退職届を出して「さようなら」といい、第七話は終わります。
『アライブ がん専門医のカルテ』第7話の感想
とうとう、匠の死の真相が明らかになり、責任をとるべき人がとる、という形で解決しました。
一つの大きな山を上り終えた今、次週からどのような展開になるのか想像ができません。
『アライブ がん専門医のカルテ』次回第8話の見どころ
予告で明らかになったのは、胚細胞腫瘍の男の子が次週の患者さんです。
また、薫が果たして病院を退職してしまうのか、「さよなら」の意味が明らかになります。
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